2024年2月2日(金)よりcassetteにて、花井祐介・hi-dutch・MHAK・YOSHI47・Yoshiki Suzukiの5名によるグループ展「SEARCHING」を開催いたします。
本展は、それぞれ異なった表現方法、フィールドで活躍する5名がSURFINGという共通言語を介して作品を共鳴させ、一つの世界観を生み出すことを目標に企画されました。
波に乗ることは直感的で感覚的な冒険であり、これが個々の作品にどの様な影響を与えているのか。
“SEARCHING”は見る者と作る者、両者に投げかけられた言葉です。
冬の福岡を舞台にサーフィン合宿、壁画制作、グループショーを同時に行う為に集まった5名が表現する新作展を是非ご堪能ください。
「SEARCHING」
YUSUKE HANAI HI-DUTCH MHAK YOSHI47 YOSHIKI SUZUKI
会期:2024年2月2日(金)〜3月3日(日) 11:00〜19:00
会場:cassette
住所:福岡市中央区唐人町1-2-8
定休日:水曜
HP:https://cassette-f.jp
Co sponsored by GALLERY TARGET
※初日はオープニングイベントをcassetteにて開催します。2/2(金)17:00〜21:00 どなたでもご入場可能です。(アーティスト在廊いたします)
花井祐介
1978年 北海道生まれ。
50~60年代のカウンターカルチャーの影響を色濃く受けた作風で、日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合させた独自のスタイルを確立している。アメリカ、フランス、オーストラリア、ブラジル、台湾、イギリスなどで作品を発表し、現在までにVANS、NIXON、BEAMS などへのアートワークの提供など、国内外問わず活躍の場を広げている。2006年、ザ・サーフ・ギャラリー(カリフォルニア)にて展示を開始。主な個展に「IT WILL BE ALL RIGHT」(GALLERY TARGET、東京、2017)。2009年にはブラジルのSantos Surf Museumのパーマネントコレクションに選ばれる。2022年には香港のPowerlong Museumで個展を開催。
hi-dutch
1972年 千葉県生まれ。
サーフボードのリペア技術を生かし、自身と関わりの深い海をモチーフとした作品を制作。木材に毛糸を貼りつけ、樹脂コーティングの後に研磨する手法を用いている。波を円形で表現した代表的な作品から、近年は海以外に人や動物、記号などをかたどった作品も発表している。これまでの個展「“yesterday . today . tomorrow” by hi-dutch」(GALLERY TARGET、東京、2019)、「痕跡」(minorityrev hirao、福岡、2014)など。日本をはじめ、アメリカや香港、台湾、オーストラリアでのグループ展に参加し、作品発表だけでなく店内装飾なども手がけている。また、チャリティー・オークションやサーフライダーファンデーションに寄付し、様々な立場で制作に関わる活動を精力的に続けている。
MHAK
1981年 福島県生まれ。
デザイナーズファニチャーや内装、様々な空間に影響を受け、絵画をインテリアの一部と捉えた「生活空間との共存」をテーマに創作活動を行う。抽象表現を追求し曲線で構築し反復する独自のパターンで、個人邸やホテルなど数々の内装壁画を手掛ける。これまでに国内はもちろん、アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、ポートランド)、アルゼンチン(ブエノスアイレス)、オーストラリア(メルボルン、シドニー)、イタリア(ミラノ)等で作品を発表。また、故郷である會津とのアートを通じた積極的な取り組みや、アーティスト集団「81BASTARDS」の一員としても活動している。
YOSHI47
16歳の時にBREAKINGを始め、そしてGRAFFITIを始める。20歳の時にアメリカ、カリフォルニアに渡り、ストリートアートというものに出会う。アメリカの色々な州にてライブペイント、個展、アートイベントなどにて活躍し、その後サンフランシスコにてバイクメッセンジャーとなり、そのコミュニティーの中にて生きるための本当の意味を見いだし、その後に日本に帰国、東京にてメッセンジャーとなる。現在はメッセンジャーをやめ、サーファー、スノーボーダー、アングラーとして活動しながら愛知県は渥美半島にて絵を描く毎日をすごしつつ、日本、アメリカ、フランス、中国、オーストラリア、カナダ、メキシコ、スウェーデン、台湾などにてグループ展や、個展、壁画をメインに活動し、そして東京を代表するストリートアート集団81BASTARDSの一員としての活動や、NIKE、PUMA、SWATCH、BEAMS、JOURNAL STANDARDなど様々な企業とコラボレーションなどをしている。
Yoshiki Suzuki/鈴木嘉樹
フォトグラファー
1978年生。
旅を通してバイク、サーフィン、ミュージック、ファッション、TATOOなど世界の様々なカルチャーを吸収し自身の作品に反映させている。NEIGHBORHOODやSOFTMACHINEのコレクションフォトを手がけるなどファッションとも密接に通じる鈴木の作品は被写体の背景にあるカルチャーを反映させながら、独自の解釈で作品へと昇華させる世界観を持っている。アクセサリーブランド「PEANUTS COMPANY」の主宰でもあり、様々な方面で多才な活躍を見せる。